iHerb(アイハーブ)でお勧めのサプリメント!

iHerb(アイハーブ)で個人輸入できるお勧めサプリメントを紹介していきます。

コレステロール低下には紅麹(レッドイーストライス)

 紅麹(レッドイーストライス)はモナスカス属の糸状菌麹菌の一種です。紅麹菌を植菌して発酵させたものが赤色をしていることから紅麹と呼ばれるようになりました。日本では沖縄で豆腐ようを作る時などに使われてきました。中国、台湾では古来から伝統食品として使われてきました。紹興酒や紅酒の醸造はもちろん、着色料や保存料としても使われてきた歴史があります。また中国の薬学書『本草綱目』にも載っている漢方薬でもあります。消食活血、健脾燥胃と記されています。消化を助け血流を改善し内臓の働きを高め胃をさっぱりさせる、ということです。1980年頃に紅麹からコレステロールの合成を阻害する成分が発見されたことで漢方薬として使われてきた伝統に裏付けが与えられたと考えていいのではないでしょうか。現在アメリカではコレステロール対策の定番サプリメントになっています。

 コレステロールの合成を阻害する成分はモナコリンと言います。モナコリンはコレステロールの合成に必要な酵素の働きを阻害することでコレステロールを低下させます。モナコリンKは高脂血症治療薬のロバスタチンと同じものです。しかし発酵食品である紅麹にはモナコリン以外にもアミノ酸やビタミン、植物ステロール、イソフラボンなどが含まれており、それらが協働して効果を発揮するものと思われます。

 血圧を下げる働きが注目されているGABA(ガンマアミノ酪酸も含まれています!

 高コレステロールによる動脈硬化や高脂血症モナコリンで改善し高血圧をGABA(ガンマアミノ酪酸)で予防するなど様々な効果が期待できそうですね。

 ちなみにコレステロールは就寝中に作られるので夕食時に摂取するのがお勧めです。紅麹を摂取すると悪玉コレステロールが減って善玉コレステロールは増え中性脂肪は低下する、という報告もあるようです。

 体内でのコエンザイムQ10の合成はコレステロールの合成と途中まで同じ経路を辿ります。だからコレステロールの合成を阻害するとコエンザイムQ10の合成も阻害されることがあります。スタチン系薬剤を摂る場合と同じでコエンザイムQ10も一緒に摂取するのがお勧めです。

Jarrow Formulas, Red Yeast Rice + Co-Q10, 120 Capsules

 紅麹(レッドイーストライス)とコエンザイムQ10ユビキノン)がセットになった製品です。コエンザイムQ10は日本の企業であるカネカのものを使っています。コエンザイムQ10といえばカネカ一択と言えるぐらいコエンザイムQ10では定番のメーカーです。