クロロフィル（葉緑素）で消臭して体臭、口臭の悩みを解決

　クロロフィル（葉緑素）は植物や藻類の緑色の色素のことで光合成を行うことで有名です。光と水と二酸化炭素から有機物を合成する光合成は植物や藻類にとって欠かせない大事なことで、それを司るクロロフィル（葉緑素）は植物や藻類の命そのもの、と言ってもいいでしょう。

　そのクロロフィル（葉緑素）は人間にとっても重要な働きをすることがあります。その中でも特に注目されているのはクロロフィル（葉緑素）の消臭効果です！摂取したクロロフィル（葉緑素）が腸内へ達すると悪玉菌が生み出した悪臭の分子を化学的に酸化分解して消臭してくれるのです。腸内で悪玉菌が生み出した悪臭のガスはすぐに便として体外へ排出されればいいのですが、排出されずに長時間腸内に留まると腸から体内へ吸収されて体中を経巡ります。これが体臭や口臭の原因の一つです。腐敗ガスが血管に入ると肌から腐敗ガスの悪臭が。腐敗ガスが肺に入ると吐く息から腐敗ガスの悪臭が。クロロフィル（葉緑素）はそれら悪玉菌の腐敗ガスを消臭する効果があります。

　クロロフィル（葉緑素）は脂溶性で体内への吸収率が悪いです。だから加水分解して水溶性のクロロフィリンにしたものがサプリメントで売られています。クロロフィリンには銅クロロフィリンや鉄クロロフィリンなどがありますがイチオシはマグネシウムクロロフィリンです！

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　銅クロロフィリンを摂取すると、とうぜん銅も一緒に摂取することになりますが、銅は過剰摂取すると副作用があります。通常の食生活では不足することはまずないので銅と拮抗する亜鉛をサプリメントで摂っているのでもない限りサプリメントで銅は摂らない方がいいのです。マグネシウムは不足しがちなミネラルなので摂っても損はありません。

　クロロフィル（葉緑素）には消臭効果以外にも様々な効果があります。クロロフィル（葉緑素）は植物の血液とも呼ばれており人間の血液の色素と似た構造をしています。体内に入ったクロロフィル（葉緑素）は鉄と結合して人間の血液の色素のヘモグロビンに変化します。また有機ゲルマニウムも成分に含まれているのでこの有機ゲルマニウムが酸素を体の隅々にまで運んでくれます。これらによってクロロフィル（葉緑素）は貧血の予防、改善をすることができるのです。

　血管内のコレステロールを吸着して排出することで血中コレステロールを下げ血液をサラサラにする効果もあります。

　そしてデトックス効果もあります。体内へ吸収されなかったクロロフィル（葉緑素）は腸の掃除をしてくれるんです。食物繊維も腸の掃除をしてくれますが、食物繊維よりも分子が小さいので、食物繊維が届かなかった腸の絨毛の奥まで入り込み腸の隅々まで綺麗にして有害な鉛やカドミウム、水銀、ダイオキシン、残留農薬などを自身にくっつけて体外へ排出してくれます。解毒作用もすごいんですね。

　クロロフィル（葉緑素）には消臭効果がありますが、皮膚で細菌によって汗や皮脂が分解された際の悪臭や虫歯菌、歯周病菌による悪臭には効果がありません。それらの体臭、口臭ケアはクロロフィル（葉緑素）とはまた別に行いましょう。