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水虫(白癬菌)には村の薬局ニーム

 水虫とは白癬菌というカビが皮膚の角質層に寄生し繁殖する病気のことです。白癬菌は手にも感染しますが、ほとんどは足です。足は靴を履いていて蒸れやすいからですね。靴の中の足は高温多湿でカビの繁殖にはうってつけの環境です。この白癬菌が角質層の奥まで侵入すると、免疫が白癬菌を追いだそうと戦いを始めます。これが水虫の代表的な症状である痒みの原因です。白癬菌が痒くしているのではなくて、実は免疫が痒くしているのですね。

 水虫を治療する民間療法はいくつかあります。食酢や硫黄、殺菌力に優れたニンニクやティーツリーオイルなどです。そのうちの一つにインドで村の薬局と呼ばれているニームがあります。

 ニームは日本ではインドセンダンと呼ばれています。害虫忌避効果で有名なので、園芸が趣味の方はご存じかもしれません。ニームに含まれているアザディラクチンという成分が、害虫を寄せ付けず、害虫の食欲を奪い、害虫の脱皮を失敗させます。これだけ害虫に対して優れた効果を持っていながら、哺乳類に対しては無害なことから、農薬の代わりとして注目を集めています。アフリカでイナゴの大群によって植物が食い尽くされたことがあったのですが、ニームの木だけは無事で青々と繁った姿を見せていた、というエピソードがつとに有名です。

 そんなニームはインドで村の薬局と呼ばれて親しまれているくらい人間の体に健康をもたらす効果もあるんです。インドの伝承医学であるアーユルヴェーダでは4000年以上前からニームが薬用植物として使われてきました。ミラクルニームとも呼ばれています。ニームは強力な苦味を持っていますが、この苦味が血液を浄化し体を解毒してくれるのです。デトックスハーブなんですね。また高い抗酸化力も持っています。さらに血糖値を低下させたり内臓脂肪の蓄積を防いでくれたりもします。そして抗菌、抗ウイルス作用も持っています。村の薬局の名は伊達じゃありませんね。ニームは内服して解毒に用いるだけでなく、皮膚病の外用薬としても使われてきました。

 外用薬として使う場合は、ニームの種子からとったニームオイルを使います。これは内服してはいけません。私は植木のためにニームオイルを買ったことがありますが、強烈な臭いでした。硫黄臭と言いますか。それにオイルなので当然ですが、水と混ぜるのが難しく、すぐ分離してしまいます。使いにくかったです。水虫の予防にニームを用いるなら、ニーム石鹸を日常的に使うというのがいいかもしれません。

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 ニームリーフを内服する場合は、カプセルでの摂取をお勧めします。ニームリーフも試したことがあります。蓋を開けるとまさに薬草といった漢方臭がぷんと臭ってきました。でも嫌いな臭いじゃなかったです。ニームリーフを摂ると、体が冷えて頭がクールになるのは良い感じでしたが、お腹がすきやすくなるのは難点でした。おそらく血糖値を下げる作用のせいだと思います。

Organix South, TheraNeem Naturals, Neem Leaf, 120 Veggie Caps

 農薬、化学肥料を使っていないオーガニック(有機栽培ニームリーフです。ニームは内服して血液を浄化、解毒して皮膚を綺麗にし、外用でも抗酸化作用や抗菌、抗ウイルス作用で皮膚を綺麗にしてくれる、皮膚のためにあるようなハーブです。