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前立腺がんと肺がんの予防にリコペン(ライコマート)

 リコペンはカロテノイドの一種です。リコピンとも言います。コペンは英語読みリコピンはドイツ語読み、なので、どっちが正しいとか、どっちが間違っているとかではありません。カロテノイドとは植物が紫外線や虫、病気から自分の身を守るために作り出す色素のことです。リコペンは赤色の色素なので、赤色の植物に含まれています。スイカやピンクグレープフルーツなど。しかしリコペンと言ったらトマト!というくらいトマトに含まれていることで有名ですね。

 カロテノイドにはベータカロテンのように体内でビタミンAに変換されるプロビタミンAがあります。でもリコペンは体内でビタミンAに変換されることはありません。プロビタミンAではないんです。抗酸化作用こそベータカロテンの2倍ビタミンEの100倍と強力なものですが、他にも抗酸化作用を持つ成分は存在するので特にリコペンを摂取する必要はないと感じるかもしれません。しかしリコペンにはある特徴があったのです。

 トマトをたくさん食べる地域では前立腺がん肺がんの発生率が低いという報告があります。このことからリコペンに前立腺がんと肺がんの予防効果があるのではないかと考えられているのです!リコペンを摂取することで前立腺がんと肺がんの予防に効果があったという研究結果も報告されているようです。前立腺がんの患者にリコペンを投与して前立腺がんの細胞増殖を抑制する作用もあったとか。がん細胞は栄養補給のために新しく血管を作りますが、リコペンにはそのがん組織の血管新生を阻害する効果もあるようです。これはリコペンが前立腺や睾丸に溜まりやすいという性質を持っているからだと思われます。

 リコペンは抗酸化作用を持っているので、悪玉コレステロールの酸化を防止し血栓ができるのを防いで血流を改善する効果もあります。血流が改善されると体の隅々にまで栄養が届いて細胞が活性化するので、代謝が上がり脂肪が蓄積されにくい体になり、肥満を防止することができます。一頃ブームになったトマトでダイエットというのはリコペンの抗酸化作用のおかげなんですね。リコペンの抗酸化作用は動脈硬化や高血圧などの生活習慣病を予防する効果があります。トマトが赤くなると医者が青くなる、ということわざがヨーロッパにはあります。科学的には知らなくても経験的にトマトに含まれているリコペンの抗酸化作用を知っていたのでしょうね。

 サプリメントは栄養素がぎゅっと濃縮されているとはいえ、生の野菜に勝てないことも多々あります。やはり食事がメインでサプリメントはあくまで補助なんでしょう。しかしリコペンに関しては生のトマトよりサプリメントの方が吸収率が良いんです!リコペンは加熱加工してある方が吸収率が高いんです。トマトジュースやトマトケチャップの方が生のトマトより体によく吸収される。サプリメントも生のトマトよりよく吸収されるようです。

 リコペンサプリメントイスラエルの会社であるライコレッド(LycoRed)のライコマート(Lyc-O-Mato)で決まりです。リコペン世界のトップシェアを獲得しています。ライコマートには遺伝子組み換えのトマトは使われていません。これを原末に使っている製品ならどれを選んでも構いません。

Jarrow Formulas, Lyco-Sorb Lycopene, 10 mg, 60 Softgels

 このジャローフォーミュラズ社のリコペンはライコマートを用いているだけでなく、大豆レシチンを一緒にすることで吸収率を更に高めています。