赤ワイン3杯、白ワイン12杯に匹敵するサプリメント

　フレンチ・パラドックスという言葉をご存知でしょうか。フランス人は高カロリーなチーズやバター、肉などをよく食べ、喫煙率も高いのに、心臓病での死亡率が非常に低い、という逆説的現象を表した言葉です。他の欧州諸国と同じような食生活なのに心臓病は少ない……。この謎に対する答えの一つが赤ワインなんですね。

　フランス人は赤ワインをよく飲みます。この赤ワインにはポリフェノールがたっぷり含まれています。このワインポリフェノールの持つ強力な抗酸化作用が動脈硬化を予防し心臓病を防いでくれるのです。この研究結果が発表されると赤ワインブームが訪れました。もっとも現在ではフレンチ・パラドックスは赤ワインだけでなく、オリーブオイルなど他の要因による影響もあると考えられています。しかし赤ワインがフレンチ・パラドックスを解き明かす鍵の一つであることは間違いありません。赤ワインに血管を拡張させて血管を詰まりにくくする作用があることも明らかになっています。

　ポリフェノールは植物が光合成によって作り出す色素で、苦味や渋味があります。植物が何のためにこのポリフェノールを作り出すかというと、自分の身を守るためです。植物は強烈な紫外線や虫、病気などからポリフェノールによって身を守っているんです。そして植物に良い効果を発揮するポリフェノールは人間にも良い効果を発揮します。

　人間の体は活性酸素によって傷つきます。鉄が錆びるように人間の体も錆びつくのです。そしてそれが老化や病気の原因になることも多いのです。ポリフェノールはその抗酸化作用によって体を錆びつかせる活性酸素を打ち消すことができます。これがポリフェノールの最大の特徴です。

　ポリフェノールにはいろいろな種類があります。赤ワインに含まれているポリフェノールは主にアントシアニン、カテキン、レスベラトロールの3つです。

　アントシアニンはブルーベリーやビルベリーに含まれている青紫色の天然色素です。目に良いことで有名ですね。白ワインにはほとんど含まれていませんが、赤ワインにはアントシアニンがしっかり含まれています。

　カテキンは緑茶でお馴染みですね。生活習慣病に効果があると言われています。

　そしてレスベラトロール。長寿の遺伝子であるサーチュイン遺伝子を活性化する働きがあることで一躍有名になりました。ブドウはこのレスベラトロールをたっぷり含んでいます。ブドウの他にはサンタベリーがこのレスベラトロールを持っています。

　赤ワインに含まれているこれらのポリフェノールが悪玉コレステロールの酸化を防ぎ動脈硬化を予防することによって心臓病による死亡率を下げているんですね。

　iHerb（アイハーブ）でロングセラーとなっている赤ワインエキスはドクターズベスト社のものです。

Doctor's Best, Best French Red Wine Extract, 60 mg, 90 Veggie Caps

　BioVin Advancedというブランド原末を使用しており、赤ワインポリフェノールが30から35パーセント、レスベラトロールが5パーセントに標準化されています。赤ワイン3杯、白ワインなら12杯に匹敵するレスベラトロールがぎゅっと赤紫色の小さなカプセルに濃縮されているんです。ワインを毎日3杯や12杯飲むのは難しいですが、サプリメントで摂取するなら気軽にできますね。アイハーブで長年に渡る人気商品なのも頷けます。