性病のクラミジア感染症にはオリーブリーフ

　クラミジア感染症は日本で一番多い性病と言われています。日本での感染者数は100万人以上いると思われています。特に10代後半から20代にかけて感染者数が激増しているようです。性行為の粘膜同士の接触により真正細菌（バクテリア）のクラミジア・トラコマチスが感染し性器クラミジア感染症が発症します。オーラルセックスで感染した場合は喉頭クラミジアが発症します。クラミジアに感染するとエイズ（HIV）や淋病の感染確率が3倍になると言われているので侮ることはできません。自覚症状がないことが多いのも厄介で、感染を広げてしまう可能性があります。男性の場合は排尿時に痛みを感じることがありますが、女性の場合はおりものの量が増えるといった症状しか現れることがない場合も多く、感染を自覚することが困難な場合があります。

　オリーブといえば日本ではオリーブオイルが有名ですね。主に速水もこみちさんとか速水もこみちさんとか速水もこみちさんのおかげで有名になったような気がします。しかしオリーブですごいのはオリーブオイルだけではありません。オリーブの葉っぱもすごいんです。オリーブリーフは天然の抗生物質と呼ばれるほど強力な抗菌作用を持っています。

　オリーブの葉はたいへん苦いものですが、その苦味成分のオレウロペインがオリーブリーフの抗菌作用の秘密なんです。免疫力を高める食品ではキノコが有名ですが、キノコが免疫力を高めるメカニズムは、体が本来持っている免疫力を十全に発揮できるようにしてくれるという風に働きます。オリーブリーフにも免疫力賦活作用があるので、体が持っている免疫力を引き出してくれます。しかしオリーブリーフはそれだけではありません。オリーブリーフに含まれているポリフェノールのオレウロペインは細菌やウイルス、バクテリアの増殖を直接阻害する効果もあるんです。オレウロペインは黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌や風邪、インフルエンザウイルスにヘルペスウイルスやピロリ菌といった病原菌の活動を阻害して増殖を抑制する効果があることがわかっています。クラミジアにも有効だと考えられています。抗生物質は使い続けているうちに耐性菌を作ってしまいますが、オリーブリーフは直接細菌やウイルスを攻撃するので耐性菌を作ることはありません。これはオリーブリーフの大きな利点です。

　またオレウロペインは強力な抗酸化作用も持っています。オレウロペインに水が加わるとヒドロキシチロソールに分解されます。このヒドロキシチロソールは非常に高い抗酸化力を持っており、コレステロールの酸化を防いでくれるのです。コレステロールの酸化を抑えることで動脈硬化の促進を防止し、生活習慣病を改善することができます。オリーブリーフを摂取したことで血糖値が下がり糖尿病が改善したという報告もあります。高血圧の改善にも効果があるようです。オリーブリーフにはテルペン類のオレウロペインだけでなく、フラボノイドのルテオリンも含まれています。

Natural Factors, Olive Leaf, 500 mg, 90 Capsules

　iHerbで一番コストパフォーマンスのいいオリーブリーフサプリメントはナチュラルファクターズ社のものでしょう。値段はほぼ同じでナウフーズ社は120カプセル、ナチュラルファクターズ社は90カプセル、ネイチャーズウェイ社は60カプセル、と並んでいます。そして1カプセルあたりのスペックはというと、ナウフーズ社はオレウロペイン6パーセントで500mg、ネイチャーズウェイ社はオレウロペイン20パーセントだけど標準化エキスは250mgとナウフーズ社の半分なのに対し、ナチュラルファクターズ社はオレウロペイン15パーセントで500mgと一番バランスがいいのです。