iHerb(アイハーブ)でお勧めのサプリメント!

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血糖値を下げて糖尿病の合併症を予防する苦瓜(ゴーヤ)

 糖尿病とは血糖値が異常に高くなる病気です。ずっと血糖値の高い状態でいると臓器に悪い影響を与え、恐ろしい合併症を引き起こします。人間はエネルギー源としてブドウ糖グルコースを必要としていますが、これが上手く細胞内に運び込まれず血液中に溢れるのが糖尿病です。血糖値は血糖値をコントロールするホルモンであるインスリンなどによって一定の範囲内に調節されていますが、その調節する仕組みが何らかの理由によって壊れてしまうと血液中のブドウ糖濃度が高くなって糖尿病になってしまいます。

 糖尿病は1型と2型にわかれます。1型は膵臓インスリンを作らなくなる糖尿病。2型はインスリンは作るけど働きが悪くなるか、膵臓からのインスリン分泌量が減少する糖尿病。1型は遺伝が原因とも言われていますが、まだはっきりしたことはわかっていません。2型は食べ過ぎや運動不足による肥満が主な原因です。日本の糖尿病患者のほとんどは2型です。

 血糖値をコントロールできなくなるとブドウ糖グルコース)をエネルギー源として使うことができなくなるので糖尿病自体も危険ですが、放置すると全身の神経や血管を傷つけ様々な合併症を引き起こすのでこれもたいへん危険です。腎臓障害が起きて人工透析が必要になったり視覚障害が出たりします。

 糖尿病の主な症状としては、喉の渇き、だるくて疲れやすい、手足の痺れ、などがあります。尿に糖が含まれる、というのもあります。糖尿病という名前の由来ですね。しかしこれは血液中に溢れだしたブドウ糖グルコース)が尿にまで出た結果であって尿にブドウ糖グルコース)が含まれることが病気の原因ではありません。

 沖縄の伝統的な食材である苦瓜(ゴーヤ)には血糖値降下作用があると言われています。漢方でも長年使われてきました。苦瓜(ゴーヤ)はその名の通り苦い野菜です。しかしこの苦味の中に血糖理を下げる成分が含まれているのです。苦味成分のチャランチン膵臓の働きを正常化させインスリンの分泌を促進する作用があります。グルカゴンの分泌を促進する作用もあります。コロコリン酸にもインスリンの分泌を促して血糖値を正常にする作用があります。チャランチンとコロコリン酸は植物インスリンと呼ばれています。

 また苦瓜(ゴーヤ)にはチャランチンとコロコリン酸以外にも人間の体に役立つ成分がたくさん含まれています。苦瓜(ゴーヤ)に特徴的な苦味の元となるサポニンモモルデシンは肝機能を高める降下や健胃作用、コレステロールを下げる効果などがあります。脂肪の分解を促進するCLA(共役リノール酸も含まれています。食物繊維やビタミンCも豊富で特に苦瓜(ゴーヤ)のビタミンCは熱に強く壊れにくいという特徴を持っています。沖縄の人は長寿で有名ですが苦瓜(ゴーヤ)がその秘訣の一つと見て間違いなさそうです。

 海外でもその素晴らしい効果は有名で苦瓜(ゴーヤ)、英語ではビターメロン、のサプリメントも売っています。

Nature's Herbs, Bitter Melon, 100 Capsules

 同じNature's Herbsのビターメロンサプリで苦味成分が2.5パーセントに標準化されているのを試したことがありますが、心臓がバクバクしました。苦瓜(ゴーヤ)は薬と違って血糖値を下げすぎることはないと言いますが、下げすぎることもあるのかもしれません。苦味成分が標準化されているのは強力すぎるのでビターメロンサプリを試すなら標準化されていない方にしておいた方が良いと思います。

 糖尿病の合併症のリスクを減らすにはAGE(終末糖化産物、糖化タンパク質)が作られるのを防ぐ働きのあるベンフォチアミンも有効だと言われています。