iHerb(アイハーブ)でお勧めのサプリメント!

iHerb(アイハーブ)で個人輸入できるお勧めサプリメントを紹介していきます。

過剰摂取が危険なビタミンAはβカロテンで

 ビタミンAはビタミンなので人間が生きていくために必要不可欠です。しかしビタミンAは過剰摂取した場合の副作用が大変深刻で危険なのです。ビタミンAを摂取するならベータカロテンで摂取することをお勧めします。ちなみに昔はベータカロチンと呼ばれていましたが、現在ではベータカロテンという呼び名の方が標準になってきているようです。

 ビタミンAは脂溶性ビタミンでレチノールとも呼ばれます。主に粘膜の健康を保つために必要とされ、不足すると目の健康を害したり、皮膚が弱くなったりします。目には光を感じるロドプシンという物質がありますが、このロドプシンはビタミンAから作られています。だからビタミンAが不足するとロドプシンの再合成が上手くいかなくなります。そのためビタミンAが足りないと、夜盲症になってしまうこともあるんです。鳥目というやつですね。またビタミンAが足りないと皮膚が乾燥して粘膜が弱くなってしまいます。するとバリア機能が衰え細菌やウイルスが侵入しやすくなるので病気になりやすくもなってしまいます。

 ビタミンAはこのように重要な働きをする栄養素なのですが、脂溶性で肝臓に蓄積されやすいので、サプリメントで摂取すると過剰摂取になりがちなのです。食事から摂取する分には、ビタミンAが特に豊富なレバーを毎日大量に食べるとかでもしない限りほとんど心配はいらないのですが(ただし妊娠中の方は別です)、サプリメントでは一日の必要摂取量の200パーセントものビタミンAを簡単に摂取できてしまいます。体内に過剰に蓄積されたビタミンAは様々な副作用を引き起こす危険があるので、ビタミンAのサプリメントでの摂取はお勧めしません。ビタミンAをサプリメントで摂るなら、ベータカロテンでの摂取をお勧めします。

 ベータカロテンはプロビタミンAです。これは体内でビタミンAに変わる物質ということです。ベータカロテンは体内で必要な量だけビタミンAに変換されるのでビタミンAの過剰摂取の心配はありません。カロテノイドにはビタミンAに変換されるプロビタミンAが多数ありますが、ベータカロテンはその中で最も変換効率が良いと考えられています。さらにビタミンAに変換されなかったベータカロテンは抗酸化作用を発揮し、活性酸素を除去して老化を防止してくれます。ビタミンAのような危険性がなくて抗酸化作用まで持っているとはベータカロテンは良いこと尽くめですね。ただしベータカロテンを過剰摂取すると、手の平などが黄色くなる柑皮症になることがあります。でもこれはベータカロテンの摂取をやめればすぐに改善されます。

Natural Factors, BetaCareAll, 25,000 IU, 90 Softgels

 ベータカロテンはベータカロテン単体で摂取するよりも他のカロテノイドと一緒に摂った方が吸収率が上がることがわかっています。ナチュラルファクターズ社のベータカロテンは、アルファカロテン、ルテイン、ゼアキサンチン、リコペン、クリプトキサンチンも微量ですが一緒に入っていてベータカロテンの吸収を助けています。またベータカロテンには合成と天然がありますが、これは天然のベータカロテンです。