iHerb(アイハーブ)でお勧めのサプリメント!

iHerb(アイハーブ)で個人輸入できるお勧めサプリメントを紹介していきます。

iHerb(アイハーブ)で買えるギリシャヨーグルト

 ギリシャヨーグルトが人気を見せています。ギリシャでは紀元前からヨーグルトが食べられてきました。生乳は腐りやすいです。しかし乳酸菌などによって生乳を醗酵させれば傷みにくくなります。ヨーグルトは牧畜を生業とする遊牧民の栄養保存食品でした。そして古代からギリシャ人の体を作ってきたギリシャヨーグルトが、今では世界に広まって世界中の人から愛されています。家森幸男さんがコーカサス地方から種を持ち帰ったカスピ海ヨーグルトがかつて大ブームになりましたが、次はギリシャヨーグルトが大ブームを巻き起こすかもしれません。

 ギリシャヨーグルトと一般的なヨーグルトの違いは何でしょうか。一般的なヨーグルトは乳を乳酸菌や酵母などで醗酵させて作ります。ここまでは一般的なヨーグルトもギリシャヨーグルトも同じです。しかしギリシャヨーグルトはここから更に一手間加えます。それが水切りです。ギリシャヨーグルトは海外では水切りヨーグルトとも呼ばれています。ヨーグルトを布などで濾過して水分やホエー(乳清)を取り除くんですね。チーズと同じような工程を経るんです。そのためヨーグルトチーズという呼び名もあります。余分な水分やホエー(乳清)を除去することによって、一般的なヨーグルトより水分が減り、その分タンパク質が多くなります。タンパク質はなんと普通のヨーグルトの2倍!そのため味にコクが出ます。普通のヨーグルトよりぐっと濃厚なんですね。酸味が少なくクリーミーな味わいです。低カロリーでありながら高タンパクという特性のおかげで、ギリシャヨーグルトは女性ニューヨーカーの間で瞬く間に人気になりました。ダイエットのためにカロリーを抑えるとタンパク質が不足しがちです。筋肉の材料であるタンパク質が不足すると筋肉が衰え基礎代謝が下がって太りやすい体になってしまいます。ギリシャヨーグルトはカロリーを抑えながらもタンパク質をしっかり補給できる、ダイエットに理想的な食材だったわけですね。しかもギリシャヨーグルトは食物繊維もたっぷりです。

 iHerb(アイハーブ)でもギリシャヨーグルトは売っています。

Jarrow Formulas, Greek Yogurtein, Coconut Cream, 16 oz (462 g)

 しかし正確にはギリシャヨーグルトではなく、ギリシャヨーグルトパウダーです。だからそのまま食べるのではなく、水や牛乳、豆乳などに混ぜて食べるものです。ココナッツ風味。これはコストパフォーマンスが良くてお買い得な製品なのですが、天然バニラフレーバーが使われているので、そのうち日本に輸入禁止になりそうな気がします。野生種のバニラはワシントン条約の関係で個人輸入できません。栽培したバニラは個人輸入できるはずなのですが、iHerb(アイハーブ)では天然、人工を問わずバニラを十把一絡げに日本に向けて出荷できなくしてあることが多いです。だから天然バニラフレーバーははっきり言って危険です。税関で引っかかるかもしれません。

 天然バニラフレーバーを使っていないギリシャヨーグルトは赤ちゃん向けのおやつであります。

Nurture Inc. (Happy Baby), Stage 2, Greek Yogurt, Strawberry Apple & Beet, 3.5 oz (99 g)

Nurture Inc. (Happy Baby), happyyogis, Greek Yogurt, Strawberry Banana, 1 oz (28 g)

 (追記)ジャローフォーミュラズ社のギリシャヨーグルトにバニラを使っていないプレーン味のものが登場しました!

Jarrow Formulas, Greek Yogurtein, Plain, 16.7 oz (473 g)

iHerb(アイハーブ)で買えるお勧めの青汁

 日本の健康食品で特に有名なのが青汁。あまり健康食品に詳しくない方でも青汁の存在は知っていると思います。青汁はケールや大麦若葉などの緑葉野菜の絞り汁を主成分にした健康食品です。海外でも緑の力をぎゅっと濃縮した青汁と同じようなものが売っています。iHerbではGreens Formulas(グリーンフォーミュラズ)というカテゴリーがそれです。

 iHerbで買える青汁ではMadre Labsのものが定番でお勧めできます。

Madre Labs, A Unique SuperGreens Blend, 6.35 oz (180 grams)

 Madre Labsの青汁には以下の成分が含まれています。

  • オーガニックの明日葉
  • オーガニックの抹茶葉
  • オーガニックのビート(特許のRZD技術)
  • オーガニックの小麦
  • オーガニックの大麦
  • ワサビ

 圧倒的なオーガニック率ですね!農薬や化学肥料を使っていないオーガニック(有機栽培の認定があるから安心して摂取することができます。クロレラはオーガニックでこそありませんが、細胞壁が破砕されています。クロレラの細胞壁は固いので、細胞壁が壊されていないと中の栄養を吸収することができません。この青汁のクロレラは細胞壁がちゃんと破砕されているのでクロレラの栄養をしっかり吸収できるようになっています。

 青汁にはベータカロテンなどのカロテノイドやフラボノイド、ポリフェノールがたっぷり含まれているので、非常に強力な抗酸化作用を持っています。そして緑葉野菜の力を濃縮した青汁はクロロフィル葉緑素)がたいへん豊富です。クロロフィルは解毒に効果を発揮する栄養素なので、デトックスも期待できそうです。そしてビタミン、ミネラル、食物繊維といった基本的な栄養素も当然しっかり含まれています。緑の野菜が健康に良いのは周知のことがらですが、毎日食べるのは意外と大変なものです。その点、青汁なら手軽に摂ることができるので、毎日続けるのも苦になりません。野菜不足の解消には青汁です!

 青汁にはビタミンKが豊富に含まれています。ビタミンKは血を固める作用があるので、抗凝血剤のワルファリン(ワーファリン)の作用を弱めることがあります。ワルファリン(ワーファリン)を使用している方は、青汁を摂る前にお医者さんに相談した方がいいかもしれません。

関節痛改善のサメ軟骨は個人輸入が安い

 サメ軟骨はサメの軟骨です。当たり前ですね。サメ軟骨がサメの軟骨じゃなかったら吃驚です。サメの軟骨には関節痛の改善と癌の予防の効果が期待されています。

 サメの軟骨にはムコ多糖類であるコンドロイチンが豊富に含まれています。コンドロイチンは人間の体にも元々存在していて、人間の体では主に軟骨に存在しています。骨と骨とをつなぐ連結部に軟骨はありますが、加齢とともにコンドロイチンは減っていって軟骨はすり減ってしまいます。すると骨と骨が直接こすれあうようになって辛い関節痛を引き起こしてしまうのです。コンドロイチンは非常に高い保水力と弾力性を持っているので、骨と骨との間でクッションの役割を果たしてくれるのです。体内のコンドロイチンが減少したら外からそれを補充するのも一つの手です。そんな時にコンドロイチンを豊富に含んだサメ軟骨はうってつけなんですね。なんせサメは軟骨魚綱(軟骨魚類)ですから。全身の骨格が硬骨ではなく、弾力性のある軟骨でできている生き物です。

 さらにサメの軟骨には癌細胞の血管新生を阻害する働きもあります。癌細胞は自分のところまで栄養を運ばせるために新しい血管を作り出します。これを血管新生と言います。サメの軟骨にはこの血管新生を抑制する働きが認められています。血管新生が抑えられると癌細胞に栄養が行かなくなり、兵糧攻めにあった癌細胞はギブアップしてしまいます。サメの軟骨は血管新生阻害作用があるので、癌に効果があるのではと期待されています。しかし残念ながら今のところ基礎研究では良い結果が出ているのですが、臨床試験では良い結果が出ていません……。

 サメの軟骨は結構お高いサプリメントです。フカヒレが高級食材であることを考えると、やはりサメの軟骨も高級品なんでしょうね。日本で購入すると高額なサメの軟骨サプリメントも、海外から個人輸入すれば日本より安く買うことができます。100パーセントピュアのサメ軟骨がたっぷり300カプセルも入っていてこのお値段ですからやっぱり個人輸入はお得ですね。

Now Foods, 100% Pure Shark Cartilage, 750 mg, 300 Capsules

 サメの軟骨にはカルシウムも豊富に含まれています。だから過剰摂取すると高カルシウム血症の副作用を引き起こす危険性があります。ご注意ください。

プランルカスト(オノン)の代替にエゴマ油(シソの実油)

 エゴマは東アジア原産のシソ科の植物です。ゴマという名前ですが、ゴマではありません。種子がゴマに似てはいるのですが(そしてそれが名前の由来です)。シソの仲間です。エゴマシソの実油と呼ばれることもあります。厳密にはエゴマ油とシソの実油は同じではありません。エゴマ油はエゴマの種子の油。シソの実油はシソの種子の油。しかしエゴマはシソ科の植物なので、ほとんど同じものだと考えて構いません。風味も成分もだいたい同じです。どちらもアルファリノレン酸が主成分ですし。エゴマ油はシソの実油でゴマ油ではない、と覚えておきましょう。

 エゴマは日本でも古代から使われてきました。なんと縄文時代からエゴマが食されていたことがわかっています。エゴマの種子にはアルファリノレン酸が豊富に含まれていて、それが様々な効果を発揮するのです。縄文人はアルファリノレン酸のことは知らなくても、経験的にエゴマが体に良いことを知っていたのでしょうね。オメガ3系の必須脂肪酸であるアルファリノレン酸は人間の体内でDHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸)に変換されます。EPAは血小板の凝集を阻害する作用があり、血栓ができるのを防いで血液をサラサラにしてくれます。動脈硬化や心筋梗塞の予防に効果があると考えられています。DHAは脳細胞を活性化し、健全な脳機能を維持してくれます。認知症の改善が期待されています。

 またアルファリノレン酸リノール酸に対して競合的に働きます。アルファリノレン酸リノール酸はともに多価不飽和脂肪酸で体に必要な油です。しかし現代人の食生活ではリノール酸を過剰に摂取しがちで、アルファリノレン酸リノール酸のバランスが偏ってしまうことが多いのです。リノール酸は体内でガンマリノレン酸に変換されたり、コレステロール値や中性脂肪を一時的に低下させたりして、体に良い働きもするのですが、多すぎるとアレルギー症状を引き起こしたりします。エゴマ油でアルファリノレン酸を摂取することで、リノール酸に傾いたバランスを戻して、アレルギー症状を緩和することが期待できます。シソの実油を摂取することでロイコトリエンの産生を抑制し、アレルギー反応を抑えることに成功したという報告もあります。アレルギー反応を引き起こす物質ではヒスタミンが有名ですが、ロイコトリエンもアレルギー反応を引き起こします。抗アレルギー薬のプランルカスト(オノン)は、ロイコトリエンの働きを阻害する抗ロイコトリエン薬です。アルファリノレン酸はロイコトリエンを抑制することでアレルギー反応を抑えると考えられています。花粉症やアレルギー性鼻炎の対策で有名な甜茶やバラの花エキスと一緒に用いると、さらにアレルギー症状を緩和するとも言われています。またアトピー性皮膚炎や気管支喘息に対する効果も期待されています。大腸癌や乳癌の予防効果も報告されているようです。

 エゴマ油は熱に弱く非常に酸化しやすいという性質を持っています。ボトルでは開封したらどんどん酸化して劣化してしまいますので、摂取するのならソフトジェルカプセルのサプリメントで摂取するのがお勧めです。ソフトジェルなら空気に触れにくくなっているので酸化もしにくくなっているからです。

Source Naturals, Perilla Oil, 1000 mg, 90 Softgels

 エゴマ油は英語ではPerilla Oil(ペリーラオイル)と呼ばれています。

最高の亜麻仁油(フラックスシードオイル)サプリメント

 亜麻仁油(フラックスシードオイル)とは亜麻の種子から採れる油のことです。亜麻の種子のことを亜麻仁と呼ぶので、その亜麻仁の油で、亜麻仁油になります。亜麻はリネン(リンネル)の原料としても有名ですね。麻よりも柔らかく極上の肌触りで通気性、吸湿性にも優れていることから、リネン(リンネル)は高級な衣類に使用されます。他にも様々な用途を持っている亜麻ですが、その歴史は古く、紀元前の古代エジプトで既に亜麻の栽培が確認されています。古代ギリシャでもヒポクラテスが亜麻仁油を胃腸の不調を改善するために勧めていました。ヒポクラテスは医学の父とも称される人物です。またフランスのカール大帝は亜麻仁油を食べることを法令化しました。

 亜麻仁油(フラックスシードオイル)の健康効果の秘密はオメガ3系必須脂肪酸であるアルファリノレン酸が豊富に含まれていることにあります。アルファリノレン酸は人間の体内でDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)に変換されます。DHAEPA血栓を防ぎ血流を改善して血管を若々しく保つ働きがあります。オメガ3系の必須脂肪酸にはコレステロール値や血圧を下げる効果があるので、動脈硬化や高血圧といった生活習慣病の予防に効果が期待されています。またDHAには脳の神経細胞を活性化して健全な脳機能を維持する作用があると言われています。認知症の改善も期待されている成分です。

 オメガ6系の必須脂肪酸は決して悪役というわけではありません。ガンマリノレン酸に変換されるリノール酸など体に必要な油です。ガンマリノレン酸アトピー性皮膚炎の改善に役立つとも言われています。しかし現代の食生活ではオメガ3系よりオメガ6系の油の方を多く摂ってしまいがちになるのです。だからオメガ6系を摂り過ぎてバランスが崩れている場合には、亜麻仁油などでオメガ3系の油を摂ってそのバランスを戻す必要があります。アルファリノレン酸を摂ったことでアレルギー症状が緩和したという報告もあるようです。

 亜麻仁油(フラックスシードオイル)は非常に酸化しやすい油です。ボトルで摂る場合には、開封したらできるだけ早く使いきらなくてはなりません。健康目的のために亜麻仁油を摂取するなら、ボトルよりソフトジェルカプセルで摂取するのをお勧めします。ボトルは一度開封したら空気に触れてしまいます。でもソフトジェルカプセルならソフトジェルに包まれているので空気に触れにくくなっています。ボトルよりは酸化しにくいでしょう。亜麻仁油は光と熱に弱いので、保管する場合は直射日光は厳禁です。

 亜麻仁油(フラックスシードオイル)にはリグナンというポリフェノールが含まれています。ゴマに含まれていることで有名な成分ですね。このリグナンには抗酸化作用や抗炎症作用があります。そして腸内細菌によって女性ホルモンであるエストロゲン様の物質に変化します。

Now Foods, High Lignan Flax Oil, Certified Organic, 1000 mg, 120 Softgels

 このナウフーズ社の亜麻仁油はただの亜麻仁油ではありません。リグナンを豊富に含んだハイリグナンフラックスシードオイルです!しかも農薬や化学肥料を使っていないオーガニック(有機栽培)!さらにコールドプレス製法に未精製!亜麻仁油は熱に弱いので、加工の過程でできるだけ熱を加えないようにしていることはとても大事なのです。これだけ高スペックでこのお値段ですから亜麻仁油サプリメントはこれで決まりでしょう。あとは遮光ボトルに入っていたら完璧だったのですが。